うぶすなQ&A 5
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・日月神示三部作の謎

Q:ひつき神示は何故、三部作に分かれているのですか?神界の御都合なんでしょうが、そこに何
か意味があるのですか?ONIKENでは何故30巻だけ正神系と認めてるんですか?

A:岡本天明氏の御用は大本裏の仕組みの御用であり、裏神業の一環で神示が降ろされたので
す。裏神業は、その性質上表の神業と対になっており、大本経綸の初期に降ろされた重要な三つ
の神示と日月神示群が対(つい)になっていると考えられるのです。

すなわち日月(ひつく)神示全23巻が大本神諭に、そして日月聖典7巻が伊都能売神諭に対応す
るのです。ここでも伊都能売神諭を7巻とするとスッキリ対応する現象が現れていますね。さて、そ
れでは五十黙示7巻や未発表分は何に対応するのでしょうか?

実は、大本開祖御存命中に、開祖の血縁者である福島久子が日之出神諭を伝達したのです。それ
は、金毛九尾の悪狐が憑依して書かせたものですが、経綸上の必要悪だったといえるでしょう。そ
の鏡合わせから天明氏は一人で三部作を担当させられたと考えられます。当時も日之出神諭を信
じた集団が経綸上の妨害工作を行っていましたが、その流れが神政龍神会となった因縁から、そ
の関係者が読み解いた日月神示を全て悪神の神示と見なす大本関係者が今も少なくありません。

それには賛同出来ませんが、以上の理由から三部作全てが正神由来とはいえないことも分かるの
です。性質を分かった上で神示を分類読みしないと現代でも悪霊の妖計に乗ってしまいかねませ
ん。拝読する際は十分気をつけましょう。
・てんし様の解釈

Q:日月神示第五巻第三十六帖に
   ...天子様が富士から世界中に御稜威される...
とあります。これを字面のまま解釈すると天皇が頂上から何か宣言する??となってしまい、後半
に続く
   ...富士は火の山...ざから臣民登れんようになる...
という行とのつながりが良く分からなくなります。天皇は火の中でも平気なスーパーマンなのか?

A:ここでは「てんし様」ではなく「てんち(天地)様」と訳すのが良いでしょう。ほとんどの訳本で「天
子様」としていますが、言霊社版では「てんち様」としてあります。「霊界物語」と併せ読んでいる人
なら、この「てんち様」が国祖国常立大神であり、神権発動の大号令が富士山の噴火として現象化
することが分かるでしょう。故に、臣民は登れなくなるのです。ちなみに神示内の「てんし」を全て天
皇陛下と考えるのは無理があります。時代背景もふまえて多元的にとらえましょう。また、日月神
示だけでなく霊界物語や大本神諭も併せて総合的に読み解きましょう。



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