日々のつれづれ 2
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大本三段の型と二度ある仕組み 980829

出口王仁三郎聖師が率いた当時の"大本"は型として世界の立替え立直しの雛形であるというのが最近の 定説であり、つまりは大本の歴史をひもとけば今後の世界改造パターンが見えて来る。特に大本で起きた二 度にわたる弾圧事件を機軸としたモデルで動向を概観してみよう。

そもそもこのモデル概念は、心交社刊"救世主出口王仁三郎"泉田瑞顕(故人)著によって初めて具体的に 明示されたが、時代背景の古さ故に極端な論述展開がなさ
れ、これが為に的はずれな側面があり一般世間に受け入れられなかったようだ。ところが、以下に示すよう に整合をとってみるとその基底概念に限っては不思議に世界の動向と一致する。これは何を意味するのだ ろうか?それは読者諸氏の判断に委ねたい。

モデルによれば世界改造の具体策は二度の立替えである。実際、大本において二度の大本事件が起きた。 これが日本と世界に拡大移写するというのである。そして日
本における第一回目の立替えは終戦のGHQによる国家改造であったと指摘されている。では第二回目の 立替えはいつなのか?そして世界の第一回目と第二回目の立替えはいつなのか?泉田モデルでは確定さ れない。ところが、

  1986年 4月 チェルノブイリ原発事故
  1989年11月 ベルリンの壁崩壊
  1991年 2月 湾岸戦争終結
  1991年12月 ソ連(共産主義)崩壊
  1993年 9月 中東和平調印

という一連の動きこそ長らく続いた世界冷戦構造を立替えた米国主導によるニューワールドオーダーであろ う。世界の第一回目の立替えと考えられるのだ。そして、

  1992年 8月 バブル崩壊株価暴落底安値
  1995年 1月 阪神淡路大震災
  1995年 7月 コスモ木津信兵庫銀破綻
  1995年 7月 株価暴落再底安値
  1997年11月 三洋山一拓銀破綻
  1998年 4月 金融ビッグバン開始
  1998年 8月 株価暴落最安値へ

こそ日本の第二回立替え序章であろう。先だって米国からやってきた財務官が経済版マッカーサーの再来 だと騒がれたことは記憶に新しい。どうやら日本の二度目の立替えは経済戦争における敗北と海外資本に よる日本占領である。今後は日本の国家財政破綻も危ぶまれ予断を許さない状況だ。IMFによる支配構図 が見えてくる。

以上のように日本の二度目の立替えも既に進行中であり、世界改造が着実に進んでいるらしいことが判明し た。残るは世界の二度目の立替えのみだ。王仁三郎聖師によれば、それは地球規模の自然災害をも巻き 起こす事態といわれるが、その予兆を間近に感じるのは私の取り越し苦労であろうか?そうであってほしい のだが...
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