王仁三郎入門夜話頁8
第6夜 基本宣伝歌A
KEN:次の節も読み解いていきましょうよ。まず、「三千世界の梅の花」のところは初発の国祖神示
    になぞらえてますよね。

茂 :梅で開いて松でおさめる神の教えは一度に開く。昔、合気道の植芝盛平翁は「三千世界一度
    に開く梅の花」と宣り上げながらパッと手を開いて技を一瞬に為したということだ。ホンモノは
    一度に一気に開かれていくんだなぁ。大本の教えは、既に「開いて散りて実を結ぶ」段階だし。
    そんな時間のサイクルにこそ、時節には神もかなわん宇宙の法則があると云ってるようだね。

玲  :人もそのサイクルのなかで一瞬一瞬、生まれ変わり死に変わりを繰り返していくのね。

KEN:まさに「月日の恩」ですなあ。

玲  :「土の恩」は、どうなの?

茂  :出口聖師は、
        〜いっさいの生産品は地上より
                       更生もまた土よりはじめよ〜
    という歌を詠んでおられる。土の恩については、かなり強調されているし、世なおしの手始めも
    土地為本からだという。第一次産業から、きっちり見直されねばなるまい。

KEN :「この世を救う生き神」って人類の一部のことでしょう?神集う「高天原」って地球上のどこか
    なんじゃないかな?日本列島とか...

茂  :現実世界ではそういう読みもアリだよね。預言めいてる。ただし、神界からのハタラキ掛けが
    あってのことだろう。神人合一して、ここに無限の権力を発揮スということだ。ちなみに、イキガ
    ミには水火日月という漢字をあてがうこともある。つまり、陰陽のイキを合わせる作業。新しい
    神生み・国生み、地球創造と読むことも出来る。これは、”霊界物語”の天祥地瑞につながっ
    てくるね。

KEN:となると、”霊界物語”の真髄は新地球創生ということですか?深イイ話だなア。

玲  :へえ〜、今回の話はオチが無かったわ。

KEN:それは次回の第3節に期待しよう!
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