「美火木物語」松風の翁の謎
 これについては一つの独立物語になっていて他神書との脈略は不明である。ただし、松禄 神道大和山なる団体との関連が興味深い。出口聖師は生前、この団体が正しい神の使い の宗教であることを念を押して語っておられたという。

「三界物語」は自叙伝か?
 非常に生々しい語り調子である。体験談に等しい主観的表現を読むにつけ、竜宮之乙姫 が自叙伝を記したのではないかなと感じてしまう。

  天地に忠を立てんとひたすらに
       思ふものこそ己が霊磨け
 主の神の常に宣らせるこの言霊夢な忘れそ

ここもツボ
 "竜宮神示"にはこの他「三元の理」、「二名稿」、「雑」があるが、特に「雑」にある組玉令( 昭和十九年二月伝)や鳴戸神業関連の章は"天言鏡"とも関連し今後のため特に重要であ ろう。

  一輪秘むる総統神 真奈井龍神命がけ
    今ぞ率ゐて出づべしと 九萬九億のともからの
   命まちつゝ篭めおかる 鳴戸のほとり松生島

 一輪の秘密と仕組みは真奈井龍神が秘めているのだ。そして、鳴戸の間近で起きた先の 阪神大震災とのかかわりやいかに?
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