王仁三郎入門夜話頁6
   一度、ゲゲゲの栗さんの計らいで全体会合もやった。それから、愛善苑会館を借りて「言霊研究」
   の会合も当時の愛善苑の若い人らといっしょに開いて、研究冊子を作ったり。月一回、高熊山に
   登って岩上から祝詞を奏上する企画も慣行していた。まだ、パソコン通信が出来たばかりの頃に、
   勇んで電子メールを駆使したり、インターネットが出始めた頃にはプロトタイプのホームページを開
   設したり、メディアには敏感に対応した。しかし、機を得ず人を得ず、研究会は空中分解。「何でも
   アリ!」にして内部から腐れた。今は、その反省の上に脱皮したオニケンとして蘇ってる。

KEN:しかし、「ネットワーク構想」自体は未来的ですね。「神勅組玉令」にある「組玉」そのものではな
    いですか!これからは「組織」の時代ではない...

茂 :「組玉」の時代が来るだろうね。設立当初は、そんなこと知らなくて、後で符合性に驚いてたよ。王
   仁三郎によればミロクの世では世界は十二の経済ブロックに編成して統括される。それがゆるい
   ネットワークを形成するから、まさに組玉だね。

玲 :ミロクの世の風景について、もっとイメージしたいな。

茂 :例えば、霊界物語第15巻の終盤に50世紀の話や進化型電子メールの描写が出ていることが有
   名だけど、「出口王仁三郎の世界未来予測」という出口京太郎氏の講演録から、王仁三郎が語っ
   たミロクの世の姿をたてつづけに挙げてみよう...

   土地争いは無くなる。戦争もなくなり、主権国家も無くなる。 夫婦の間には二、三人の子供しか生
   まれなくなる。一夫一婦制は崩れない。人間の寿命は200歳、250歳の人が出て来て百歳ぐらい
   では若死だ。日本では十万から三十万位の人口で都市単位ができる。労働時間は一日三時間働
   いたらよい。ファッションは少し古代がかったような大胆なファッションで優美な服装が流行る。イヤ
   リングは社会的制裁のシンボルになり、刑務所は無くなる。 自給自足の出来る経済圏で世界通
   貨がありながら物々交換も復活する。 技術的には太陽エネルギーなど自然のエネルギーが開発
   される。電線が地上にはりめぐらされている間はダメだ。そういうものは全部無くなってしまう。 交
   通について、亀岡からパリ行きの切符が買える。東京と大阪の間に弾丸列車が走るようになる。
   「時速700Kmで走る。車体が空間を浮いてブーッといきよんのじゃ。」地球上のあらゆる地点まで
   三時間で行けるようになる。50両編成の宇宙列車ができる。人間が風車や羽車に乗って空を飛ぶ。
   絶対に落ちない飛行機ができる。交通機関の利用は無料。 世界のイロハができる。エスペラント語
   は世界共通語になるのだ。 神柱会議が世界でおこなわれる時代が来る。

   ...といったところだ。イメージ湧くかな?

玲 :すっごーい。今のうちに優美なファッション買っとこうかな。
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これは 誰か?



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