うぶすなQ&A 3 | |||||||
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・食事について Q:私は玄米菜食を中心に据えているのですが、友人から「鶏は"かしわ"だから肉 類にはならず食べても構わない。」と聞きました。これは"日月神示"や"伊都能売 神諭"の内容と矛盾しないのですか?また、魚類はどうですか? A:食べて良いのが「〜五穀野菜の類」という根拠は"五十黙示"「碧玉之巻」に出 てくるものです。"五十黙示"は岡本天明氏の創作とも噂され、現段階では"日月神示" とは区別して、正統の神示とは公認されません。厳しい指定の「肉・魚類全てダメ」説は あくまで五十黙示由来の説と考えられます。一方、公認出来る"日月神示"「梅の巻」 (第二十三巻)には人民の食いて生くべきものとして五穀に加え「海のもの、野のもの、 山のもの」と明示されており鮮魚も海のものとして範疇に入り得るので"伊都能売 神諭"と矛盾せず、食しても構わないと考える訳です。 更に、王仁三郎聖師の示した"月鏡"には「キのつく獣類は、食用とすることを許さ れている」とあり狸・狐・兎がそれで、また、かも鹿・鴨鳥・雉(キジ)・かしわ (鶏と玉子)等、言霊(たま)反ししてキとなるものも許されているようです。(も ちろん牛・馬・豚・猪がダメになることは言うまでもありません。)「神界の方で木 すなわち植物に宣り直していて下さる」とのことです。魚は智力を養うと示されてお り、頭を使う人には欠かせないのではないでしょうか?とは言え、もちろん食べ過ぎ は良くありません。玄米菜食を基本にするのが肝要です。特に、「動脈硬化症を防ぎ たくば魚類もなるべくさけたがよい」とも示されてあります。そして、これらは日本列 島に住む者にあてはまることであり、国魂が変われば食も変わります。例えばアラスカ のイヌイットの人々にまで玄米菜食を強いるとするなら、それはナンセンスと言えませう。 世俗との兼ね合いでどうしても四つ足を食さねばならなくなった時は「神様、神様、 神様。」あるいは「四つ足、四つ足、四つ足。」と唱えてから食せとも示されており ます。更に、食後は梅干しを食べて解毒すると良いでしょう。 付記 「雨の神、風の神、地震の神、荒の神、岩の神様に祈りなされよ。世の元からの生き 通しの生神様拝みなされよ。」 "日月神示"「雨の巻」より 注)生神様とは産土(うぶすな)大神のこと ・天津祝詞について Q:天津祝詞について教えて下さい。私は「高天原〜」がそれだと思っていたのです が、菅田さんの古神道の本では「とをかみえみため」のことだと出ています。 どうなっているのでしょうか。また、この祝詞の重要性やいかに?それから、同じ本 に祝詞と寿詞(よごと)の区別が出ています。これは本当ですか? A:古神道界は歴史の古さや流派の違いから、その具体論・命名において各々差違が 生じております。しかしながら本質は同じですので、そう心得てください。まず、御 察しの通り「高天原に〜申す」が三五教の天津祝詞として"霊界物語"に明示されて おり大本では中臣祓詞の中にこれを挿入して奏上する習慣が残っております。また、 これは大本発祥の頃の天津祝詞とは一部言い回しが異なっております。一口に新旧は 論じられませんが起源は非常に古いものです。「とをかみ えみため」は三種祓詞( みくさのはらいことば)と位置付けられており、その本義を山本白鳥女史曰く、 天祖神 恵霊玉 (とをかみ えみため) 産土神 依身玉 (とうかみ えみため) 父母神 笑愛玉 (とふかみ えみため) と。 これは的を射ています。十種祓詞やひふみ祝詞と並び言霊の秘術を含んだ重要な法で あります。俗に神社で使われる祓詞(はらへことば)は「タカマノ(あるいはタカマ ガ)ハラ〜」と言う封じ込めの言霊になっていることに注意してください。また、確 かに神を対象として神への賛美で表す"ことば"を祝ぎ詞(ほぎこと)とし、奏者を 主体として神人合一の上潔斎する目的の祝詞と区別することはありますが、具体的に は菅田説と多少異なる解釈になります。 |
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